2008年10月アーカイブ

神経芽腫

神経芽腫(神経芽細胞腫とも呼ばれる)は、腎臓の上にある副腎、又は脊椎の両側にある交感神経節から発生する悪性腫瘍で、交感神経は背骨の両側に沿って走っているため、首・胸・お腹・骨盤のどこからでも発生する。

小児癌のなかでは白血病に次いで発生率が高い。

悪性腫瘍だが、自然に消失したり化学療法によって成熟して良性腫瘍に変化したりすることもある。

がん診療連携拠点病院

2006年制定の「がん対策基本法」に基づいて厚生労働省が指定する。

癌医療の地域格差をなくし、何処でも一定レベル以上の治療が受けられるようにするのが目的。

都道府県拠点病院が47、都道府県内を分けた2次医療圏に一つを目安に指定された地域拠点病院が304ある。国と都道府県が補助金を出す。

現在、地域拠点病院は抗癌剤治療や放射線治療などに携わる医師をそれぞれ一人以上置くか、他の病院から協力を得られる事が必要。

全病院の相談支援センターは患者や家族の相談に無料で応じる。

[朝日新聞]

 

子宮頸癌の新ワクチン臨床試験へ

子宮頸癌を防ぐ新ワクチンを国立感染症研究所が開発し、臨床試験に向けた準備を進めています。

子宮頸癌はウイルス感染で起きますが、欧米などで使われているワクチンは、特定の型のウイルスにしか効かず、日本人の子宮頸癌の半分程度しかカバーできません。新ワクチンは、幅広い型に対して効果がある可能性が高いそうです。

子宮頸癌は、ヒトパピローマウイルス(HPV)感染で、HPVは約100の型に分かれており、その内15種類の型が、癌の原因になります。

感染研の神田忠仁・病原体ゲノム解析研究センター長らは、15の型全てに共通しているウイルス表面の蛋白質に注目。この一部を切り取って、ワクチンとしてウサギに注射し、ウサギの血液中からウイルスの感染を防ぐ抗体を得ました。

日本人の子宮頸癌の9割は、7種類の型が原因で起こり、その内の6種類の型に有効でした。残りの1種類の型については試験中ですが、同様の効果がある可能性が高いと研究チームはみています。

これまでのワクチンは、各ウイルスの型特有の蛋白質を利用しているため、効果は2~4種類の型に限定されています。

この研究は、厚生労働省の第3次対癌総合戦略研究事業の一つで、製剤化ができ次第、関東の複数の大学病院と共同で臨床試験を始める予定です。

子宮頸癌

子宮頸癌は、国内で年間約1万5千人が発症し、約2千5百人が死亡しています。

原因はヒトパピローマウイルス(HPV)感染で、HPVは約100の型に分かれており、その内15種類の型が、癌の原因となります。

日本人の子宮頸癌の約9割は、7種類の型が原因で起ると言われています。

 

子宮癌

子宮の入り口で膣に繋がる部分にできる子宮頸癌と、子宮の内側の膜にできる子宮体癌の2種類を総称して子宮癌という。

頸癌はウイルス感染が原因で、体癌はホルモンなどが関係しているとされている。

頸癌の方が若い人に発症しやすく、死亡率が高い。

[朝日新聞]