1年間に、日本国内で新たに癌と診断される罹患者は、男性で約34万人、女性で約25万人と言われています。
厚生労働省研究班などの疫学調査の評価(結果)によると、この内のかなりの部分が「生活習慣で予防」できそうな事が分かってきました。
癌と生活習慣との関係につては、国際機関も報告書を出していますが日本と結果が一致しない事もあるようです。日本人にとって確実とされる生活習慣を見直すことが、癌予防の近道かもしれません。
例えば、今や常識とされる「飲酒」と「大腸癌」の関係。
飲まない人に比べ、日本酒換算で1日2合以上飲む男性は大腸癌になるリスクが2倍、4合以上で3倍になるのだとか。
厚労省研究班では、生活習慣と癌がどれぐらい関係しているか、癌の部位別に「確実」、「ほぼ確実」といった評価をしているようですが、癌のリスクを高めるだけではなく、リスクを減らす生活習慣もあるそうです。