煙草で年20万人が死亡、女性は増加の恐れ

厚生労働省の試算によると、喫煙者が病気で亡くなるリスクや疫学調査データなどをもとに、05年の死亡統計に当てはめて計算すると、年間死亡者108万4千人のうち、煙草関連の死亡者は、男性16万3千人、女性3万3千人。
05年時点の喫煙率は、男性39%、女性11%のため、煙草に関連した病気で死亡する人は、今後、男性で減り、女性で増えると予想されるそうです。

厚生労働省研究班(主任研究者、祖父江友孝・国立がんセンター部長)の調査で、煙草が原因で病気になり、死亡する人は、年間20万人近くに上ると見られる事が、分かりました。
研究班は、「健康対策として、増税を含めた煙草対策がもっと必要だ」と指摘しています。


煙草を吸って病気で亡くなるリスクを、吸わない人と比べると、

 男性では
 1.消化性潰瘍(胃潰瘍、十二指腸潰瘍)7.1倍
 2.喉頭癌              5.5倍
 3.肺癌               4.8倍
 4.くも膜下出血           2.3倍

 女性では
 1.肺癌               3.9倍
 2.慢性閉塞性肺疾患(COPD)   3.6倍
 3.心筋梗塞             3倍
 4.子宮頸癌             2.3倍

などのようです。

また、過去に喫煙歴がある人も含めると、男性の27.8%、女性の6.7%が、煙草に関連した病気で死亡していたそうです。


国内の4つの疫学調査:

1980年~90年代に40歳~79歳の男女約29万7千人に喫煙習慣などを尋ね、約10年間追跡。2万5700人が死亡していた。
喫煙率は、男性54%、女性8%